ZABADAK


あらまし@2002.4

ZABADAK。"ザバダック"と読む。読んでね。
現在は吉良知彦(きら・ともひこ)さんのソロユニット。
86年にLP"ZABADAK-I"をリリースしてデビュー(レーベル的に)。

3つのメジャーレーベルなど(オリコンアルバムチャート50位以内、私の知る限り3回)を経て、現在はインディーズレーベル「GARGOYLE(ガーゴイル)」からリリースしている。

私は、94年に聴き始める。
きっかけはその数年前に聴いた「遠い音楽」が引っかかっていたから。
当時の自分はラジオからのエアチェック、
もしくは図書館で借りたCDで曲をかき集め、
「序」でも書いたとおりCDをまるで買わなかった。
いつからかそのテープの中でも「遠い音楽」を繰り返し、
もうそればっかり聴くようになっていた。
ただ、なにぶんラジオからの録音だから、
フルコーラスが聴けない。
2コーラス終わったところで曲がフェードアウトしてしまい、
突然急に最後まで聴きたくなっていた。
大学進学がはっきりしていて、少し余裕のあった頃だ。
シングルは見あたらない(当時に行ったダイエーでは)ので、
アルバムを買った。
アルバム「遠い音楽」。
(頼む、まだ廃盤にするとか、そう言うことは無いように…)
…恐ろしいぐらいに引き込まれた。

「遠い音楽」をラジオで聴いたときは「男女二人組」と言うイメージがあり、
「作曲の人→男性(吉良さん)、ヴォーカルの人→女性(上野さん)」と言うイメージがあった。

確かに男女二人組なのは当たっていたが、
それ以外の予測は
あっさり打ち崩された。
作曲も、ヴォーカルも二人がそれぞれ担当する、
シンプルなのに多彩な空間だった。
まあ、買った時点では
「既にソロユニットになっている」事など、
知る由もない、
また「CMでお二方の声・曲などはさんざん耳にしている」と言うことも
(TV散々見ているのに)全然分からなかったのであるが。
(後で情報聴いて、何となく照合つくのはあるが…)
気がつくとどんどんアルバムを買っている自分がそこにいたのである。
アルバム「音」のジャケットの帯で、
上野さんが既に脱退していることを知ったが、
それでも興味が途絶えることはなかった。
大学時代は、そのまま「zabadak・ポリスター在籍時代」とぶつかるのだ。
コンサートには足繁く通っていた。ツアーの時1回仙台にも行った。
むろん、「吉良知彦一人のzabadakに馴染めない」状況だったら、こんな事はなかっただろう。
今思い直すと、
「遠い音楽」がコンサートの度に弾き語りから4人編成まで様々な形態で演奏される、
と言うのにものすごく惹かれていたのがある。
やっぱり「遠い音楽」がダントツのお気に入りだった、と言う感じだ。

ヘビーなサウンドの編成の中でも、緻密さ、繊細さ、そういったものが強く感じられた。
それはメジャーで発表された物においても、
メジャーレーベルを去った後の「iKON」や「colors」でも変わることはない。

僕自身が、大学生活がややスランプに陥り、一旦コンサートに行く心境でなくなったこともある。
今も、そうならないとは言い切れない。
「ずっとファン」とはやはり言い切れない。
でも音楽性は間違いなく好き。
扉を開いて頂いたのは確か。
暫くは聴いていたい。



近況

ここ暫くライブには行っていないため、あまり詳しくはないです。すみません。

ディスコグラフィー

アルバム名 レーベル  通販 ダウン
ロード
お気に入り曲  備考 
ZABADAK POLAND  
WELCOME TO
ZABADAK
  美チャンス  
創世記     
飛行夢
遠い音楽
live
私は羊
十二月の午後、河原で僕は夏の風景を思い出していた。
prunus
DECADE
PIECES OF THE MOON
SOMETHING IN THE AIR
光降る朝
TRiO
LiFE
はちみつ白書
STORIES
iKON
COLORS
ブリザード・ミュージック
Signal
Wondorful Life
20th
回転劇場 回転劇場(CD)
宇宙のラジヲ



 
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